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2019/11/1 14:17

「左官」と「塗装」の違いとは?



皆様、こんにちは。
埼玉県さいたま市を拠点として関東全域で、一般住宅からビル、店舗などの内装左官・外装左官を手掛けている美匠です。

大切な住まいの壁をキレイに仕上げる方法として、「壁紙」「タイル張り」「板張り」などさまざまなものがあります。そのなかでもよく混同されがちなのが「左官」と「塗装」です。どちらも「壁を塗る」ということにおいては同じように思われますが、実は材料や道具、工法、技術力などで全く異なった工事なのです。

今回は、間違いやすい左官と塗装において、どのような違いがあるのかについてご紹介したいと思います。


■塗装工事とは?

塗装工事とは、液体の塗料を仕上げ材として、住まいでは主に屋根や外壁などを塗り上げる工事のことを指します。
作業工程としては、まずは下地処理を行ったのち、下塗りを施し、さまざまな塗料で上塗りをして壁をキレイに仕上げていきます。上塗りで用いられる塗料には、断熱塗料や遮断塗料、光触媒塗料など高性能なものが年々登場しています。



また、使用する道具は、主にローラーやスプレーガン(吹き付け)を用います。
昔ながらの塗装工事店では刷毛を使用しているところもありますが、ローラーを使った塗装は比較的簡単にできるので、最近ではDIYでも注目されています。

外壁塗装においては、左官工事と比べて短期間で一気に仕上げるという特徴があります。塗装工事をすることにより、住まいの壁を紫外線や雨風、キズなどから守り、劣化を修復・防止するという効果があります。




■左官工事とは?

左官工事とは、土やモルタル、プラスタ、漆喰などの壁材を、主にコテを使って壁塗りする工事のことです。 こちらが、私たち美匠がお受けしている工事になります。
作業工程としては、下地処理や下塗りによって下地を整えたのち、漆喰などを上塗りしていくことでキレイに仕上げていきます。



また、各工程間には、2〜3日ほどの乾燥期間が設けられています。仕上げに用いられる壁材は自然由来のものが多く、漆喰は石炭や炭酸カルシウムを主成分としており、他にも珪藻土や火山灰を主成分としたものがあります。
自然素材なので、環境に優しく、省エネにも期待できると近年注目を集めています。

使用する道具は主にコテですが、そのコテには多くの種類があり、職人さんのコテの使い方によって、質感や立体感などオリジナリティのあるデザイン表現ができることが魅力の一つです。
したがって、壁の仕上がり具合には職人さんの腕前が大きく左右されます。一般的に左官として一人前と認められるまでに、少なくとも5年から7年程度の経験が必要だといわれています。
また、左官工事は壁をキレイに仕上げることに加えて、吸湿性や放湿性、消臭効果など、さまざまな効果が期待できます。




■まとめ

今回は「左官」と「塗装」の違いについて紹介いたしました。
左官は古くから塗り壁職人として、大工さん(右官)とともに日本の伝統的な家づくりを支えてきました。その技術の高さから町人から尊敬されるほど、家づくりにおいて重要な役割を担っていたのです。

左官工事で仕上がった壁は湿気に強く、消臭効果にも期待できます。また、重ね塗りによっては保温性や断熱性にも期待できますので、火災に強い壁に仕上がります。
壁材は自然素材のものなので空気環境も良く、健康改善につながったという声も多く聞きます。
塗装工事に加えて、左官工事を作業ラインナップに導入することを検討してみてはいかがでしょうか。

美匠では、一般住宅はもちろん、ビルや店舗など商業施設の内装・外装左官工事も数多く手掛けております。また、壁診断士や一級左官技能士の資格を保有する職人が在籍しており、左官の材料も豊富に取り揃えておりますので、お客様のさまざまな要望にお応えします。

左官の施工をご検討の方、ゼネコンからハウスメーカー、工務店の方など、左官工事についてご興味をお持ちの方は、美匠までお気軽にご相談ください!

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TEL. 048-642-5506